・ITやAIの発達で、仕事がなくなるって聞くけどホント?
・将来性のある仕事はなに?
・なにをすればいいの?
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
- 10年後になくなる仕事(職業)
- 10年後になくならない仕事と仕事生き残るための考え方
- 今やるべきこと
それぞれについて考察していきます。
10年後になくなる仕事
10年後になくなる仕事とか、いろんなメディアで言われていますよね。
これを見て不安になっている方も多いと思います。
google先生によると、10年後になくなる仕事はこちら
- 一般事務員
- 銀行員
- 警備員
- 建設作業員
- スーパー・コンビニ店員
- タクシー運転手
- 電車運転士
- ライター
ついでにこちらも。
10年後になくなる仕事・職業ランキング50!なくならない職種50も紹介!
いかがでしたでしょうか。
ちょっと怖くなった方もいらっしゃるかも知れません。
どんな仕事がなくなるのかわかりますか?
「何がなくなるのか」より「なぜなくなるのか」の方が重要です。
これについて、少し考えてみたいと思います。
10年後になくならない仕事と生き残るための考え方
「なぜなくなるのか」がわかれば、その逆「なくならない仕事」がわかります。
つまりどういうことかと言うと、生き残る方法がわかるということです。
では、「なぜなくなるのか」について考えていきたいと思います。
まず根本的な原因が、「技術の進歩」ということになります。
これまでも技術は進歩し続けていますが、昨今のITの発達により、技術の進歩が急速に早くなっています。
これは、10年前の生活と今の生活を比べればわかると思います。
今はスマホで何でもできますよね。
デバイス技術そのものも進歩していますが、通信技術も進歩しており、スマホやIoTの進歩が加速しているわけです。
また、これまで機械化・自動化が困難と思われていた作業についても、AIの発達により自動化ができるようになりました。
これが直接的な原因かも知れません。
少し前までは、ただの機械化であれば複雑な判断が不要な作業しか対応できませんでしたが、AIの発達により、かなり複雑な判断まで可能になりました。
では、具体的に各職業に当てはめて考えてみます。
一般事務員
まず、単純作業は機械化されると思ってください。
例えば、入力作業はIoTやICタグなどで置き換え可能ですし、ペーパーレスでFAXやコピーも減るでしょう。
(実は意外と進まないペーパーレス化だったりしますが)
社内の基幹システム(いわゆるレガシーシステム)が進化するということですね。
銀行員
これも機械で置き換え可能ですね。
既に技術的には可能な段階に来ています。
そもそも銀行のビジネスモデル自体、淘汰が進んでいくと考えられます。
実際、地銀は厳しいところが多いのではないでしょうか。
警備員
これはロボットに置き換え可能です。
技術的にも既に確立していますし、AIの発達でより高度になっていくと予想されます。
建設作業員
重労働系は、まず機械化すべきところですね。
初期投資がかかるのであまり進んでいませんが、人手不足もあり、今後どんどん進んでいくと思われます。
スーパー・コンビニ店員
スーパーのレジはすでに無人化が進んでいますね。
品出しも自動化可能な上、在庫管理も簡単になりますから、どんどん自動化が進んでいくでしょう。
タクシー運転手
自動運転の技術はすでにあり、海外の一部地域では使用されています。
国内では法整備されないと実用化できませんが、技術的には実現可能な状況にあります。
電車運転士
モノレールや地下鉄はすぐにでも導入可能でしょう。
地上の鉄道の場合、自動車や通行人等の兼ね合いもあり、安全が確保できら即GOの案件です。
ライター
こちらもインターネットとAIの発達で不要になるということですね。
物語や音楽などクリエイティブな作品も、ヒットするものはある程度の型があると言われていますので、型破りな何かがないと、AIには勝てなくなるということでしょう。
ざっと紹介してみましたが、いかがでしょうか。
技術的にはすでに代替可能なものもあります。
すでに置き換えが進んでいるものもあれば、完全移行には更に10年以上はかかるものもあると思います。
法の整備や投資・開発など、いろんな条件がマッチしないと中々進んでいかないものですが、上記は比較的置き換えが進みやすい職業だというのが想像できると思います。
今やるべきこと
技術が進歩するスピードはどんどん加速していっています。
過去10年の進歩より、将来10年の進歩の方が格段に進んでいるはずです。
20年30年先なんて、到底予測できるようなものではありません。
ただ、方向性というのは想像できると思います。
そこから目指すべきものが何か考えていきます。
で、いろいろ考え、思うところもあるのですが、
堀江さんと落合さんの共著「10年後の仕事図鑑」にすべて書かれているなと思いました。
本質のところで言うと、
「AIに価値を奪われるか、AIで価値を生み出すか」
「AIに仕事を奪われると思っている時点で搾取される側になる」
という堀江氏のことばに集約されているかと思います。
「時代に合わせ、常に変化し続けることが必須」
とも言っており、これは不変の真理ではないでしょうか。
落合氏はこういっています。
「1つの職業にはまるな」
これについては、僕も本ブログでお伝えしています通り、ゼネラリストが良いということです。
「テクノロジーが、プロとアマの差を縮める」
つまり、その道一筋の職人も、テクノロジーを使った素人とクオリティに差を付けることが難しくなってくるから、市場価値が相対的に下がってしまいます。
しかも、その道一筋のため潰しが効きにくくなるのです。
例えば、webデザイナーは今でも需要があるとは思いますが、以前はhtmlとcssを駆使してコーディングしていたのに対し、最近はWordPress等のツールが普及し、コーディング不要でそこそこのサイトができるようになりました。
素人でも参入できるほど敷居が低くなっているのです。
このように、
- 時代に合わせ、常に変化し続ける
- 1つの職業にはまるな
ということ常に意識しておきましょう。
そのためにも、とにかく勉強すること、情報をキャッチすること、これをやらないと何も始まらないです。
今すぐやるべきこと
先程ご紹介した「10年後の仕事図鑑」を読んで、自分のキャリアプランを見直しましょう。
その一歩を今すぐ踏み出しましょう。
キャリアの見直し(手順)
市場価値を高めるためのキャリアの棚卸しをやろう【年末の振り返り】
こちらの記事も参考にしてみてください。
ゼネラリストは転職できない?【失敗しない凡人のキャリア戦略の第一歩】
その他 参考記事
コクヨHPより
将来「AIでなくなる仕事」の嘘と本当。10年後もなくならない仕事との違いとは?
マッキンゼーのレポート
マッキンゼー・グローバル・インスティテュート(以下MGI)の調査による「未来の日本の働き方」への示唆
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