技術者にとって価値の高いスキルとは?
自分のキャリアを考えるとき、
価値の高い知識・技術を身に付けておきたいって思いますよね。
でも、価値の高いスキルってなんでしょうか?
例えば、昔から言われている英語だったり、今だったらプログラミングなど
でしょうか?
確かにこれらは、これからの成長市場に対応するためのスキル、
つまり、需要が高くなるスキルということで間違いないと思います。
市場原理から言うとこれは間違いのないことで、
僕も身に付けたいと思っているスキルです。
(英語については20年くらい思い続けてますが。。。)
ですが、僕は敢えて違うことをお伝えしたいと思います。
(英語やプログラミングについては、いろんな人がたくさん
発信してますからね!)
汎用性の高いスキルが重要
昨日の記事(会社に頼らない生き方)にも通じますが、
汎用性の高い知識・技術を身に付けるよう意識する
ということがとても重要だと思っています。
エンジニアの場合(エンジニアに限らずかも知れませんが)
とかく専門化してしまう傾向が強いです。
それも日進月歩の技術革新についていくためには必要なことです。
しかし、その専門性がメインストリームに乗っている時はいいですが、
メインストリームから外れてしまったり、
そもそもメインストリームに乗っかることができなかった場合
どうなるでしょうか。
勤めている会社が事業撤退したり、倒産したらどうしますか?
やはり、そういうことを考えておかないといけないと思うのです。
会社は従業員のことを守ってはくれないのです。
守りたくても守れない時があるのです。
仕事に打ち込むことは結構なことです。
いや、僕は仕事には打ち込むべきだと思っています。
でも、時には冷静に、客観的に見ることも必要なのかなと思います。
「自分は他の会社でも通用するのか」と。
製造業のメインストリーム
僕は、27歳で1回目の転職をしましたが、
その時に生産技術を選んで良かったと思いました。
転職活動で汎用性の高さを謳いやすいですし、
仕事においても汎用性を意識しやすいからです。
年齢を重ねた今となっては、
汎用性が高く、需要も高いスキルは
マネジメント
になりますが、これについては別記事に譲りたいと思います。
エンジニアとしては、近年はソフトの時代になっていますし
当面はこの状況が続くと思いますが、AI等のITの発達により
近い将来ハードの時代に戻ってくると思っています。
そうなると、生産技術やインフラ系の職種が固いのかな
と思う今日この頃です。
脱線【「身に付ける」か「身に着ける」か】
ちなみに、「知識や技術を身につける」の漢字、
「身に付ける」か「身に着ける」かで迷いました。
感覚的には、“付ける”かなと思っていました。
“着ける”は衣類とか“着用するもの”のイメージだったもので。
で、ググってみたところ、こんな記事がありました。
従来、新聞業界では「知識を身に着ける」、
学習指導要領では「知識を身に付ける」を使っていたようです。
なので、一般的には「身に付ける」が身近なのかも知れません。
2014年の国語分科会で議論され、指導要領での表記を第一として
併記することになったようです。
→「知識を身に付(着)ける」
いや~、言葉って面白いですね。
勉強になりました!
コメント