失敗しないエンジニアの転職の手順【実体験を基に7STEPで解説します!】

失敗しない転職

「エンジニアで転職を考えているけど、手順がわからない」
「転職経験者の生の声を聞きたい」
「転職の成功法を知りたい」

こういった疑問・要望に答えます。

本記事の内容
  1. エンジニアの転職について
  2. 失敗しない転職の手順7STEP

この記事を書いている僕は、
・エンジニア歴20年
・転職経験4回
・転職サービス利用歴5年以上
・利用サービスは、エージェントも含め10サイト以上
(主要なところはすべて押さえています)
・独立経験あり
・普通の会社員

こういった僕が、解説していきます。

思い切って転職活動をスタートしましょう

この記事をご覧になっている方の中には
悩みに悩んで、既に転職を決意した人もいれば、
「何となく考えているけど、転職は逃げじゃないか」とか
「自分なんかを採用してくれる企業なんてないんじゃないか」
などなど
転職活動に二の足を踏んでいる人もいると思います。

最近は転職も特別なことではありませんし、
仕事も生き方も選択肢はたくさんあるということを
知るためにも、思い切って転職活動を始めてみることを
おすすめします。

転職活動を始めてみると、
世の中には色んな仕事があることがわかりますよ。

自分を必要としてくれている人もいます。

自分を活かせる場所があります。

結果として、「現職がいい!」
となることもあり得ます。
でもそれはそれでいいじゃないですか。
仕事もプライベートも、より充実すると思います。

僕は、新卒の時に就活をしていないので、
1回目の転職活動の時は、いろんな情報に触れ、
ワクワクが止まりませんでした。

現状にくすぶってないで、大海を見に行きましょう!

失敗しない転職の手順7STEP

正直なところ、うまくいく方法は人によって違いますので
今回は、初めての転職でオーソドックスなやり方に絞り、
ステップ形式にしました。
僕も実際にやっている手順ですので、大外れにはならないと思います。

是非参考にしてみてください。

  1. 転職理由を明確にする
  2. 職務経歴書を作成し、自分のキャリアの棚卸をする
  3. キャリアビジョンを描く
  4. 転職支援サービス等を利用し、情報を集める
  5. 職場に求めることを洗い出し、優先順位をつける
  6. 求人に応募する
  7. PDCAを回し、改善していく

ではひとつづつ解説していきます。

転職理由を明確にする

最近は転職することが一般的になり、
転職支援サービスも増えてきましたが、
一昔前は、転職することは一般的ではなく
「転職=後ろめたい」
みたいな雰囲気さえありました。

僕も、現職に転職した2020年、
義母から「今度こそ定年まで勤めなさいよ」
と言われ、唖然としたのを鮮明に覚えています。

エンジニアに限らずそうですが、
「なぜ転職するのか」
これは自分にしかわからないものです。

人に伝えようとしても、表面的なことしか
伝えることはできませんから。

ですが、採用する側は、これから一緒に仕事をする
仲間を探している訳で、できるだけ自分の思いを
伝えることが重要になります。

また、転職先として選ぶ会社・業務など、
自分が描く理想的な職場かどうか
判断するためにも、転職理由を明確にしましょう。

これが失敗しない転職法の第一歩です。

転職の目的を明確にする理由

  • 転職先(求人元の採用担当者)に気持ちを伝える。
  • 理想的な職場かどうかの判断基準を作る。

職務経歴書を作成し、自分のキャリアの棚卸をする

職務経歴書を作り慣れている人は殆どいないと思います。
初めはどう書けばいいかわからないと思いますが、
各サイトにサンプルがありますので、それを参考にしてみましょう。

まずは、自分が新卒で就職した当時からのことを思い出し、
業務の内容を細かくピックアップして時系列で書き出していきます。
できるだけ細かいことも書いておきましょう。

次に、書き出した業務内容から、主要なところを職務経歴書に
書き込んでいきます。

“主要なところ”というのは、“アピールできるところ”
という意味です。

例えば、製造業の場合、新入社員の時に現場実習に入り、
報告会をやることがあると思います。
その時に取り上げたテーマなども記載しましょう。
新入社員なので大したことはやってないと思いますが、
ウソにならない範囲で盛るのはありです。

ここで意識したいのは、できるだけ数値実績を乗せるということです。
定量的なデータだと、客観性が増します。

僕の実体験で、初めての転職先になった会社の最終役員面接で
今までに書いた図面の枚数を聞かれました。
これはさすがに準備しておらず、回答に困りましたが、
正直に「はっきりとはわからない」ことを伝えた上で、
ざっくり計算して答えました。

あと、職務経歴書で僕が一番重要だと思っているのは、
その経験で得たスキルや意識の変化など、成長している様子が
わかるようにするということです。
失敗談からの学びを書くのもよいと思います。

ただ、企業(採用担当者)によっては、自己PR的な内容は職務経歴書には
書かない方が良い場合がありますので、提出前にエージェント等に確認しておくと
良いと思います。

応募しないにしても、キャリアの棚卸は習慣にしましょう。

キャリアビジョンを描く

キャリアビジョンを描くと言っても、ピンと来ない人もいるかも知れません。

キャリアビジョンを夢や目標と言い換えてもいいかも知れません。

自分がどうなりたいかですね。

これをやっている人は少ないですが、
人生を豊かにしたいなら、絶対にやるべきです。

これをやらないと、毎日をなんとなく過ごし
貴重な時間を浪費することになります。

キャリアビジョンと言っても、仕事のことだけではなく
プライベートのことも合わせて考えましょう。

例えは、結婚して、子どもができて
など考えると、仕事に100%集中することはできませんし、
最近はライフワークバランスの重要性も言われていますので
しっかりと考えましょう。

キャリア戦略については、長くなるので別記事で
ご紹介したいと思います。

ここでは、自分の人生について、ざっくりとした
イメージを持てばよいと思います。
次以降のステップに繋がります。

転職支援サービス等を利用し、情報を集める

初めての転職の場合は特にそうだと思いますが、
転職や中途採用のイメージがあまりできていないと思います。

取り敢えず国内最大手のリクナビネクストに登録しましょう。

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リクナビネクスト

大量の求人情報がありますので、パラパラ見ていくと
知らない企業や仕事がたくさんあり、結構面白いと思います。

あと、サイト内にお役立ち情報なども載っていますので、
ざっと読んでみて参考にすると良いと思います。

リクナビネクスト以外にも転職サイトはたくさんありますが、
まずはリクナビネクストに登録して、レジュメを作り込んでから
他サイトに横展開するのが効率的でおすすめです。

30代以下で初めての転職や、対人サポートを希望する場合はdoda(デューダ)がおすすめです。
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職場に求めることを洗い出し、優先順位をつける

求人情報もいくらか頭に入ってきて、なんとなくイメージが掴めかけて
いると思います。

このステップで、自分のキャリアプランを実現するための職場選びの
判断基準を決めていきます。

入社時の待遇面だけでなく、将来的にキャリアビジョンを実現できるか
イメージしてみましょう。

例えば、中途採用は、ある程度即戦力を期待されていますので、
今までの経験を活かし活躍できるかどうかとか、
将来的に応用が利く職種かどうかなども要チェックです。

業種、企業については必ず将来性を見てください。
企業HPのIR情報や中期経営計画はチェックしておきましょう。

製造業で個人的におすすめなのは、材料メーカーです。
金属・樹脂・化学・薬品なんでもいいですが、できるだけ
上流の材料メーカーが良いです。
理由は、中間材料、加工・組立系のメーカーと比べ、
利益率が高く厚待遇で、技術的にも国際競争力が高く、
ちょっとやそっとのことでは経営が傾くことはありません。
社名は聞き慣れない企業が多いですが、超優良企業が多いです。
少し知れべればわかると思いますので、ファイナンスやIR等の
情報を検索してみましょう。

求人に応募する

ここでやっと応募になります。

ただ、先に言っておくと、1社目で内定になるケースは少ないです。
初めての転職の場合、あれこれ悩んで、やっと志望先がみつかり
「ここだ!」と思って応募するのですが、首尾よく内定とは
中々いきません。

ですから、ちょっと気になるところがあれば、練習のつもりで
何社か受けてみると良いと思います。

もちろん、練習のつもりといっても手を抜いてはいけません。
全力で取り組み、内定を取りに行きましょう。

PDCAを回し、改善していく

応募結果、書類で落とされることもあれば、
最終面接で落とされること、逆に1発内定もあると思います。
どんな結果であっても、勝因・敗因を分析しましょう。

その分析結果をフィードバックして、改善していきます。
いわゆるPDCAサイクルを回していくということです。

また、1社内定が取れても立ち止まらず、もう少し粘って
2社、3社と内定を取りに行きましょう。

いざ面接に行ってみると、応募時点の印象より好印象の
企業もあります。

製造業の場合、面接に行けば大抵工場見学をさせて貰えます。
僕は、これまで国内外のたくさんの工場を見てきましたので
現場を見ればどういう会社か大体わかります。

実際に肌身に感じることも大切です。

何より、この経験が一回りも二回りもあなたを
大きくすることでしょう。

以上が失敗しない転職の手順7STEPになります。

かなり駆け足になってしまいましたので、
各論については、別の記事で詳しく解説していく予定ですので
そちらの方も是非チェックしてみてください。

あなたの夢に向かって、一歩踏み出しましょう!

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