・転職活動の進め方を知りたい
・転職活動がうまくいかない、どうしたらいいか知りたい
・転職活動を成功した人のアドバイスが欲しい
こういった疑問、要望に答えます。
本記事の内容
できるだけ簡単にまとめました。
2.転職活動を失敗しないポイント【要点解説】
語られることの少ない本質部分を、経験を基に解説していきます。
本記事を読むことにより、目標が明確になり、自信をもって転職活動を進められると思います。
おまけで、本質を掴むための考え方について説明します。
この記事を書いている僕は、
・転職経験4回
・転職サービス利用歴5年以上
・利用サービスは、エージェントも含め10サイト以上
(主要なところはすべて押さえています)
・独立経験あり
・普通の会社員
・エンジニア歴20年
・直近では、44歳で中小から大企業へ転職成功
こういった僕が、解説していきます。
転職活動の進め方【簡単4ステップ】
転職活動の進め方は、詳しく突き詰めると人それぞれ違ってきます。
しかし、本質部分は同じですので誰にも共通しています。
逆に言うと、この共通部分が“本質”ということになります。
ネットで検索すると色んな情報が出てきますが、本質部分を明確にしていないものが多いです。
この本質を掴んでおかないと、何をやっているのかわならなくなり迷走しますので、しっかり押さえておきましょう。
転職活動の主要な流れとしては、以下4ステップで表すことができます。
- 転職エージェントに登録する
- キャリアの棚卸をする(最重要ポイント)
- 転職エージェントに相談する
- PDCAを回し、改善していく(重要ポイント)
各ステップそれぞれについて、本質となる押さえておくべきポイントをお伝えしますので、しっかりチェックしてください。
転職エージェントに登録する
これに関しては、ネットで簡単に検索できると思いますが、どこに登録したらいいのかわからないという疑問を抱くと思います。
経験者として、エージェント選定のポイントをお伝えします。
まず、「気になったところに全部登録する」ということになります。
メリットは以下の通りです。
- どこにすればいいか悩まなくてよい
- より客観的に分析できる
- 案件の幅が広がる
それぞれポイントや本質部分について説明します。
どこにすればいいか悩まなくてよい
特に初めての転職の場合はそうなのですが、どこにすればいいか比較したり、悩んだりするものです。
しかし、そういうのは全部ムダですので、効率を考えたら全部登録する方がよいと考えています。
ネットで調べると色んな情報が出てきますが、ネットの情報は玉石混交です。
登録させるための偏った情報である可能性もあります。
経験者から言うと、どのエージェントが良いかは利用者によっても違いますし、担当エージェントによっても当たり外れがあります。
結局、やってみないと本当のところはわからないのです。
ですから、悩むくらいならやってみた方が確実で早いのです。
転職活動に限らずですが、最終的には行動量が成功のカギになります。
より客観的に分析できる
客観性の担保については意外と重要視している人は少ないのですが、ここは結構盲点です。
これは、何十社も応募していけばわかります。
自分ではプラスだと思っていたことが、採用側からみたらマイナスだったということがあります。
実は、これがかなりの確率で起こります。
ただのミスマッチなら仕方ないのですが、誤解による機会損失にも繋がるのです。
ですから、自分の考え方については、客観性を十分に意識しなければなりません。
そのためにも、複数のエージェントにチェックしてもらう必要があるというわけです。
一人のエージェントでは簡単にスルーします。
僕も実際に経験しました。
超大手の転職エージェントでしたが、何十件も応募させるだけさせておいて、アドバイスもフィードバックもなしでした。
担当者の当たり外れもありますし、リスクヘッジのためにも複数エージェントを利用するべきです。
案件の幅が広がる
エージェント各社、抱えている案件が違います。
案件数が多いところの方が当然ながら選択肢は多いですが、すべてを網羅しているわけではありません。
大企業は、大手エージェントに求人をだしていますが、案件数が少ないところにピンポイントで出している場合もあります。
非公開案件も多いですし、地方勤務の場合は選択肢を多く持つためにも、複数のエージェントを利用すべきです。
僕の場合、都市部に引っ越す気がなかったので、できるだけ多くのエージェントを利用して、応募数を稼ぎました。
おすすめエージェント
折角ここまで読んで頂いて、おすすめエージェントを書かないわけにはいかないと思い、追記しておきます。
当ブログは比較サイトではないので、簡単にポイントだけコメントいれておきます。
基本、主要な大手を抑えておけば良いかと思います。
dode(デューダ)
サービスも良質で案件数が多い。必須です。
リクルートエージェント
案件数が多いので情報収集に◎。担当者の当たり外れが激しいと評判ですが、僕はいつも外れです。
マイナビエージェント
優良サービスでスタンダード。
メイテックネクスト
企業とのコネクション、ノウハウに強み。技術系職種の方は必須。
JACリクルートメント
満足度高い。外資系・管理職案件多数。ミドル以上は必須。
上記から複数選んで登録しましょう。
キャリアの棚卸をする(最重要ポイント)
これを軽視している方が結構いらっしゃいますが、これが最重要ポイントです。
理由は、そもそもなぜ転職するのか(転職理由)、なぜ働くのかと、根本的なところを明確にすることができるからです。
大袈裟でもなく、「人生を見つめなおす」ということです。
誰しも、自分の人生を豊かにしたいと考えていると思います。
なんとなく日々を過ごしていても、人生は豊かになりません。
その手段として、転職活動を行っているということです。
僕が本ブログで再々伝えていますが、「転職は目的ではなく、手段である」ということを念頭に置いて頂きたいと思います。
また、キャリアの棚卸しをやるにあたって、目的も明確にしておいてください。
目的地がないと前進しているのか後退しているのかさえわかりません。
行動を起こすには、目的地の設定が必須です。
キャリアの棚卸しの6つの目的(=メリット)
- 自己分析により、自分の強みと弱み、志向性を把握できる。
- 職務経歴書を作成するネタになる。
- キャリアビジョンが描ける。(人生の目的に直結)※最重要
- 転職理由が明確になる。(自分のキャリア形成上、転職が必要だと認識できる)
- 職場に求めることを洗い出し、優先順位をつける。(応募先の選定に必要)
- 面接対策にもなる。
転職しない方も必須の作業になります。
詳しくはこちらの記事も参考にしてみてください。
市場価値を高めるためのキャリアの棚卸しをやろう【年末の振り返り】
転職エージェントに相談する
言い方悪いですが、エージェントを使い倒しましょう。
遠慮は不要です。
むしろ、いろんな要望を出すことがエージェントのレベルアップにも繋がりますので、喜ばれるはずです。
ここでのポイントは以下となりますので、意識しておきましょう。
- 客観的なチェック
- 方向性の調整
- 希望に合う案件をみつける
客観的なチェック
繰り返しになりますが、客観性の担保が重要になってきます。
少なくとも選考書類は、複数のエージェントにチェックしてもらいましょう。
そして、感想と改善点の指摘を貰いましょう。
何でもいいのでフィードバックを貰ってください。
「そういう解釈もあるのか!」
という気づきがあれば成功です。
方向性の調整
これも重要です。
僕もそうなのですが、目標設定するにあたり、妄想が膨らんで現実とかけ離れてしまったり、目的から外れてきたりしてしまいます。
その軌道修正や、新たな視点でチェックしてもらうのに、エージェントの力を借りましょう。
自分では気づき難い穴が見つかるかも知れません。
PDCAを回し、改善していく(重要ポイント)
これも重要なのですが、意外と見落としがちです。
特に転職活動がうまくいかない人はここをやると改善していくと思います。
そもそも、あっさりと転職先が決まる人は極少数派です。
中々決まらないのは当たり前で、根気強く活動すれば必ず成功します。
そういう心構えで活動すると、気負いなく、成功に近づくものです。
エージェントも利用して、改善しながら前進していきましょう。
【おまけ】本質を掴む考え方
そもそも本質とはなにかということになります。
いろんな解釈があると思いまうが、ここでは「誰でも、どんな状況においても当てはまる理屈」と定義したいと思います。
これは何をするにも意識しておきたい考え方です。
思考の習慣とでもいいましょうか。
僕が能書きを垂れても胡散臭いだけですので(笑)、参考になる書籍をご紹介します。
ブチ抜く力/与沢翼 | 1%の努力/ひろゆき |
どちらもベストセラーなので既に読んだ方も多いと思います。
本当にためになる良書ですので、まだの人は是非読んでみてください。
あなたの転職活動の参考になれば幸いです。
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